2016年7月7日木曜日

赤色ライトが目にやさしい!星景写真用のLEDヘッドライト

ビクセンから「天体観測用ライトSG-L01」が発売されました。暗闇に慣れた目を刺激しない0.4から7ルーメンまで調整可能な赤色LEDと、機材の準備および撤収用の4~27ルーメン電球色LEDをダブルで搭載した便利アイテムです。




ビクセンは、スマートフォンを赤色LEDに変えてしまうアプリを公開しています。これも念のために入れておきましょう。

液晶画面全体を天体観測に最適な赤色ライトに。 スマートフォン・タブレット向け無料アプリ 「NightVision Light(ナイトビジョンライト)」リリース | ビクセン Vixen
さて、このニュースを読んでいて一番驚いたのが、「多くの天文ファンは通常のライトに赤いセロファンを貼るなどして対応」の一文。正直シランカッタ、ということで慌てて子供達に赤いセロファンを持ってないか相談したところ、暗記用下敷きに余剰があると言うので1枚頂戴しました。

いつものように適当にカット

暗記用下敷きは、所有するLEDヘッドライト「GTR-931H」の形に合わせてカットします。LEDの縁の幅に合わせて両面テープを4方に貼り付けました。LEDのゴム素材との相性が良くて、意外と剥がれにくそうです。

自転車用のリフレクターみたい

天気予報アプリを見ると、今夜の天気予報は晴れ。風も強くなさそうだ。ヨシ、実際に試してみよう!(๑•̀ㅂ•́)و✧ということで、近所の海辺へ。折角なので、ナノトラッカーで長秒撮影することにします。

スイッチオン!!

現地に到着してナノトラッカーを設置します。赤色ライトを点灯して準備を開始。ライトが暗すぎるということはなく、いつものように作業できました。また、撮影中は常に目が暗闇に慣れたまま遠くまでよく見えていたので、かなりの効果があったように思います。

これは(・∀・)イイ!!

星景写真については、普段やってないことを試してみようと、フィッシュアイPROのリアにNDフィルターを付けて露出を1分とか1分30秒で撮影してみました。位置決めは、アングルプレートをレベラーで水平にした後に真北方向に大まかに合わせただけですが、ナノトラッカーとフィッシュアイPROであれば、この露出時間で星を点で撮影できました。しかし、ここは本当に光害が酷くて、、、天文ファン向けに、ある期間だけ海沿いの照明を全て消す「星空Week」とかあったらいいのにね。

OM-D E-M5 + フィッシュアイPRO + ナノトラ at 60s F2.8 ISO1250