2017年12月5日火曜日

OM-Dにぴったりなお勧めのOMレンズ

OM-D E-M1 Mark II / E-M1 Advent Calendar 2017」のイベントにお誘いいただきましたので、意外と今まで記事にしていなかったOMレンズのどこが良くて、なぜ使っているのか?について書いてみたいと思います。

マウントアダプターあれこれ

OM-DのファンブックやオーナーズBOOKを購入すると、大抵はOMレンズの特集コーナーがあります。私はそれでまんまと? 興味を持ち始めました。部屋に飾るくらいの軽い気持ちで、OM-1と50mm F1.8のジャンク品をリサイクルショップで購入。OMレンズは、お財布に優しいというのも初心者向き。今は、カメスズさんとか良心的な店舗でメンテ品を購入するのも良いかもしれない。



マウントアダプターは現在2つ愛用中で、八仙堂のOM-MFT用とMMF-3に装着するノーブランドのOM-4/3用を使用してます。性能に差はないので、その都度一緒に持ち歩くレンズの相性で決めてます。


2021-2023年に2つ追加して4つになってしまった。



マウントアダプターの調整

OM-MFTマウントアダプターは、OMレンズとMFTマウントの間の距離が26.7mmである必要があります。オールドレンズは個体差があるので、製造誤差を考慮して約26mmでマウントアダプターを作ることが多いようです。購入したOM-MFTマウントアダプターの一つがその状態だったので、金属マウントの下に厚紙で作ったシムを挟んで使用中です。

今のところ、レンズの距離指標通りに撮影することができるので調整して良かったかな。MMF-3とノーブランド品は、26.7mmにきっちり作られていて調整不要でした。もしも26.7mm以上だった場合は、、、無限遠が出ないので買い直した方が良いかも。

左下のリングが自作のシム。TREKのカタログを円切りカッター(Amazon)でくり抜きました(笑)


OM-DにぴったりなOMレンズ

OMシステムのレンズは、基本どのレンズもOM-Dに良く似合います。同じメーカーなので、当然といえば当然なのですが。アナログな作りにすごく魅力を感じています。

レンズの見分け方は、レンズ前面のZUIKOの刻印で大体分かります。ZUIKOの前にアルファベットが付いているレンズは前期のモノコートレンズ。徐々にマルチコートレンズが主流になり、MCの刻印が入ります。マルチコートが当たり前になる後期は、ZUIKO単独表記となります。アルファベットの接頭辞は、例えばGはアルファベットの7番目なので、G.ZUIKOは7枚構成のレンズということが分かりました。


OMシリーズ人気の単焦点レンズ

シリーズ時期
OMレンズ名称
前期
G.ZUIKO AUTO-W 21mm F3.5
G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5
G.ZUIKO AUTO-W 35mm F2.8
E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5
F.ZUIKO AUTO-T 200mm F5
中期
(J).ZUIKO MC AUTO-W 24mm F2
(E.)ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
(E.)ZUIKO MC AUTO-T 85mm F2
(E.)ZUIKO MC AUTO-T 135mm F2.8
(E.)ZUKO MC AUTO-T 200mm F4
後期
(K.)ZUIKO AUTO-W 21mm F2 
(F.)ZUIKO AUTO-S 40mm F2 
(I.)ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2
(I.)ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2
(G.)ZUIKO AUTO-W 100mm F2
※()内は前期ルールを中〜後期レンズにお遊びで適用


マイクロフォーサーズは100~200mmの単焦点レンズの種類が少ないので、OMの望遠レンズが人気が高いように感じます。なので私も最初はモノコートの135mmにハマり、、、、

E-M1 + ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5

E-M1 + ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5

E-M1 + ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5


今年はついに?中〜後期のマルチコートレンズに手を出し始めています。最近は、ポジフィルムを使うとデジタル並に高画質に撮影できることを知ったので、フィルムでは本来の画角。マイクロフォーサーズでは2倍の画角で二通り楽しめるレンズを妄想しながら毎晩物色中です。マルチコートの望遠レンズは、マイクロフォーサーズでは超望遠レンズになるので天体撮影でも活躍してくれました。→詳細記事

Lunar phase 8, Hi-Res Shot Part 5 Trimming



今後もデジタルとフィルム両方を楽しんで行きたいと思っています。他マウントでも似たような話はあるんでしょうけど、、、昔の記事や本を読むとマイクロフォーサーズはオリンパス、シグマ、パナソニック/ライカの系譜を持つ訳ですから、面白いマウントだなと思います。ある日、何かがきっかけで点と点が線で繋がったりして、、、それも使い続けている理由の1つかもしれません。